今もっとも人気の資産運用方法として人気のFX。
FXとは、外国為替保証金取引のことです。 世界の流通通貨を日本円と交換して売り買いし、その差額を儲けるものです。
これでもわかりにくいので、さらに簡単にご説明しますと投資をして外貨を買う。
安く買ったものを値段が高くなった時点で売る。その差額で儲けが出る。 といった仕組みです。外貨にはいろいろあります。
米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフランなどです。
最初は米ドルが一般的です。 例えば、本日1米ドル100円で買って、翌日103円になった。
その時点で売れば3円の儲けになる。あとはいくら賭けるかによって金額が変わります。
インターネットができる環境さへあれば、自宅にいながら簡単に投資ができます。 FXの魅力のひとつは、少ない資金で大きく投資ができることです。
それにはレバレッジという仕組みがあるのです。
通常1万円で1米ドル100円の場合、100ドル購入となります。
FXでは1万円を証拠金として、レバレッジを10倍に設定すると10万円分取引が可能となります。
しかしながら、1米ドルが99円になったときなどは、逆にリスクを負うことになるので注意が必要です。
またFXをするには取引業者選びも重要となってきます。
取引は、銀行、証券会社などを通して行います。
業者によって、取扱手数料や取引手数料などが違ってきます。
きちんとした事前の情報収集を元に選択されるのがいいと思います。
リスクと安全性
どうして最近FXが人気なのでしょう。
手軽に空いた時間を有効利用し、手数料も外貨預金より安く手ごろな金額から始められるからです。
FXのメリットは、24時間取引ができ、小額からの投資が可能なので気軽に始められることです。
また、元金が少なくても、最大400倍(取引業者により異なります)の金額の投資が可能です。
倍率を大きく設定すれば、その分儲けも大きくなります。
しかし、その分、購入時よりも損失がでた際には、損失金額も大きくなります。
安全性については、レバレッジのかけ方をあまり大きなものにしないということもあります。
また、自ら条件設定を行うことにより、自動売買もできるので設定金額になったら売る。
あるいは買うということができ、大きな損失も避けることができます。
代表的なものとして、「ロスカット」と「マージンコール」というリスク管理システムがあります。
「ロスカット」とは、ある程度の損益になると通知するアラーム機能。
「マージンコール」とは、損益が元金のある程度の金額になると、自動的に決済してくれる機能。
これらを利用することにより、大きな損失が防げます。
さらにFXの安全性を高めるには、取引業者選びも重要なポイントとなります。
取引業者の資産管理方法をチェックすることは大変重要です。
初心者がはじめに考えなければならないのは、安全な取引業者選びです。
中でも自己資本比率や信託保全、金融物取引業者の登録番号を調べる必要があります。
万が一のときに、証拠金さへも返却されなくなってしまうからです。
取引業者選び
FX初心者がまず気をつけなければならないのは、取引業者選び。
取引は、銀行や証券会社を通じて行います。
取引業者を選ぶ際、何に重点を置いて考えるのか。
比較するポイントをきちんと考えることが重要です。
比較するポイントとしては、取引手数料、スプレッド(売値と買値の差額で業者に一部手数料として入る)。
まずはスプレッドが低いものから始めましょう。
最低取引通貨単位はいくらか。他にはレバレッジ(倍率)がどれくらいか。
スワップポイント(両通貨の金利差調整額)、スワップ金利が高いものがお勧めです。
信託保全を行っているかどうか。
などまだまだ多くのものがあります。
このような取引ルールがきちんと整備されている方が、安全性が高いといえます。
また、取引システムや情報量の多さも重要なポイントです。
取引終了間際、大きな取引による取引集中時におけるシステムの反応の良さ。
システムの使いやすさ。
これが悪いと、思い通りの金額で売買ができなかったり、損失がでたりしてしまうこともあるのです。
情報も多く開示している業者の方が、より信頼度が高く安全性が高いといえます。
ですから、ニュースや記事が充実しているかどうかもチェックが必要です。
また口座数が多ければ、利用者のニーズがそれだけあり信頼できるということです。
口座数も取引業者への信頼度を推し量る目安となるでしょう。
口座開設や維持費は多くの場合、無料です。
まずは自分の行いたい取引を決める。
手数料が安く、希望する取引にあったタイプの業者を複数みつける。
低コストより複数の業者で口座開設して、取引を試してみることから始められるのがいいと思います。
スワップとは
ここでFXに重要な用語をいくつかご説明しましょう。
まずは「スワップ」について。
「スワップ」とは外貨の2通貨間の金利差のことです。
金利の低い国の通貨を売り、金利の高い国の通貨を買った場合はその差がプラス。
プラスのスワップポイントとして、受け取ることができます。
また逆に金利の高い国の通貨を売り、金利の低い国の通貨を買った場合はマイナス。
マイナスのスワップポイントを背負うことになります。
日本は超低金利政策を実行しております。
よって、よその国の通貨よりたいていの場合金利が低いです。
よってプラスのスワップポイントを得やすいといえます。
これを毎日ためていき、スワップポイントを増やして利益を得ることができるのです。
スワップポイントは日割り計算で毎日ためることができます。
しかし、円高など、為替相場が変動するとポイントを得ていても金額として損することがあります。
為替差益によるマイナスがあるからです。
定期的にスワップポイントをチェックするようにしましょう。
FX初心者はマイナスポイントを極力保有しないようにしましょう。
損が出そうになったら、小さい損失のうちに売ってしまう決断をすることが重要です。
スワップポイントにはレバレッジも活用できます。
よって、レバレッジを5倍にすれば、5倍のスワップポイントが獲得できます。
欲をかかず、レバレッジをうまく活用して長期的に貯めていくのがお勧めです。
スワップ金利は取引業者により異なります。
それぞれの金利をよく調べて、少しでも高い業者を選択されるといいと思います。
銀行の低金利化が進む中、銀行に預けるよりはるかに金利がよいです。
手数料
FX初心者の方がもっとも気になるうちのひとつは、手数料ではないでしょうか。
手数料には、「取引手数料」と「スプレッド手数料」があります。
この2つを合計したものが実際に支払う手数料です。
手数料が安いかどうかは、この金額を確認するとよいでしょう。
取引手数料とは、売り買いした際にかかるコストのことです。
一般的には、一万通貨あたりいくらかと示されます。
業者によっては1000円あたりのところもあります。
取引手数料は、片道手数料です。
実際には、「注文→決済」となるので往復2倍の金額がかかります。
取引手数料は0円の取引業者が多いです。
取引業者は、もうひとつの「スプレッド手数料」から利益を得ているのです。
「スプレッド」とは、2通貨の売り買いした際の差益です。
スプレッドは取引業者によって、自由に設定されています。
自由に設定できるということは、取引業者がいつでも変更することができます。
よって固定している取引業者を選ぶとよいでしょう。
また、取引手数料が0円ということは、スプレッドの幅が狭い取引業者の方がお得ということになります。
スプレッド費用は1取引毎に発生するので、取引すればするほど増えていきます。
FXでは、取引手数料やスプレッドが安いのがお得!
取引業者に迷ったらまずは手数料で比較するのがよいでしょう。
元金を少なく始めたい人は、取引通貨単位が小さい取引業者を選択するとよいでしょう。
(取引通貨単位=1回の取引に最低必要な金額)。
レバレッジとは
FXのメリットでもある、「レバレッジ」。
少ない資金でも大きな取引ができるということです。
1倍〜最大400倍(取引業者により異なります)まで選択できます。
例えば、10万円の資金で、10倍のレバレッジを選択すると100万円分の取引ができます。
なぜこのようなシステムがあるか。
普通は、為替変動は小さいため、小額では儲けも小さくなるからです。
ただリスクも大きくなるため、最初は小さい倍率からかける。
慣れてきたら大きな倍率にして儲けを得るとよいでしょう。
レバレッジでは、最初に証拠金を入金します。
例えば、証拠金が10万円だとします。
レバレッジが10倍ならば、1ドル100円のとき100万円分。
100倍ならば、1000万円分の取引ができることになります。
100万円分とは米ドルでは1万ドル。
取引業者が大抵、1万通貨単位としている設定しているものです。
1万通貨単位の取引で、為替相場が1円変動したら1万円の利益あるいは損益が発生するのです。
また損失が発生したとき、どれくらいになったら取引をやめるか。
引き際を事前にきちんと考えておくことも大切です。
損失のまま取引を続けたらギャンブル性が高くなってしまうからです。
例えば10万円分の証拠金にレバレッジを10倍設定して100万円分の取引をしたとします。
為替変動で80万円まで下落してしまったとします。
100万円−80万円=20万円。
20万円分の損益がでてしまいました。
しかし元金の証拠金は10万円分しかありません。
残りの10万円を支払うことになってしまいます。
レバレッジをかけるということは、常にリスクもある。
そういうことを頭において、取引を行わなければなりません。
レバレッジは、取引業者により異なります。
またどの通貨を選択するかにもより異なります。
取引業者を決める際、レバレッジは何倍か。
自分で自由に設定できる取引業者もあります。
確認してから取引業者を決めるとよいでしょう。
口座開設
実際にFXを始めるには、まず取引業者を決めて口座開設をしなければなりません。
自分がしたい取引にあった取引業者を見つけるため、複数の会社から資料を集めるべきです。
資料をよく読み、ニュース、情報開示されているか。
リスク管理について記載されているか注意して読みましょう。
また希望する取引が、長期投資なのか、短期投資なのか。
それによっても選択する取引業者が変わってきます。
長期投資の場合、取引業者をみるポイントはスワップポイント、安全性です。
短期投資の場合、手数料とシステムの安定性です。
自分の投資スタイルを決めてから、探しましょう。
取引業者を選んだら、申込書を記入して送付しましょう。
審査が行われます。
審査に通れば、口座開設となります。
およそ数日〜1週間程度で、Eメール等にて開設の案内がきます。
口座は複数の取引業者のものをもつことをお勧めします。
リスク回避になるからです。
最低でも3社は開設して、使いやすさを試してみたいものです。
多くの人は5社〜10社程度開設しています。
口座開設されたら、次は取引業者に証拠金を入金します。
初回金額は取引業者により異なります。
安価な価格から始めることをお勧めします。
入金が確認されたら、Eメール等にて通知が届きます。
ここまでできたら、いよいよ取引開始です。
FXの口座開設は、キャンペーンを行っている取引業者が多くあります。
どうせなら、キャンペーン期間中に何か特典を受けて開設してみてはいかがでしょうか。
5000円分の金券等、かなりお得なキャッシュバックがありますよ。
取引の種類
取引の種類には、オンライン取引、電話取引などがあります。
日本では、オンライン取引が主流です。
海外では電話取引が主流です。
オンライン取引のメリットは、24時間自分の都合のいい時間に決済できる。
FXは為替レートで取引されます。
常に変動している値動きで取引ができます。
取引をコンピューターで簡単に、スピーディに行える。
手数料が格段に安い。
オンライン取引のデメリットは、自らでチャートや市場動向をみて分析しなければならない。
読み間違えて大きな損失を被るおそれがある。
大きな損失になる前に気づきにくい。
プロや他人のアドバイスがない。
チェックする人がいないので、入力ミスなどしても気づきにくい。
電話取引のメリットは、プロがアドバイスをくれるのでわかりやすい。
大きな損になる前に、プロの話を聞けるので、見切りをつけて最低限の損ですむ。
取引をスムーズに行える。
デメリットは、担当者ひとりの意見に耳を傾けすぎてしまうこと。
プロとはいえ、全ての人が優秀なわけではない。
信頼できる担当者を見つけることが難しいのです。
いずれの取引にしても、自らチャートを読み、市場分析をすることはかかせません。
為替レートの先行きを読むには世界情勢に目を向けなければなりません。
紛争などが安定せずに治安の悪い地域では、投資を控えたくなります。
「景気が悪い国の通貨を買うのはやめよう」、「持っているから売ろう」。
このような考えからこの国のレートの先行きが見えます。
逆に、経済指標が高く、先行きの明るいニュースなどがある国。
こちらは、レートがいい方向へ変動しやすいといえます。
このようなことを、普段から気にかけていくと、取引に役立つでしょう。
取引スタイル
取引のスタイルには、「デイトレード」「中期保有型」「長期保有型」があります。
取引において、自分がどれくらいの時間とお金を費やせるのか。
どれくらいの期間取引をしたいと考えるのか。
それらの希望に合わせて、スタイルを選択するといいでしょう。
「デイトレード」とは。短期取引。
時間に余裕があり、パソコン画面に向かってじっくり考える余裕のある人。
小額の資金で、リスクを背負う可能性があっても大きな儲けを求める人。
上記のような人にあった集中力と判断力にたけた人に合うタイプです。
大きな利益を得られる可能性があります。
しかし、経験をつんでチャートなどをしっかりみて先を読めなければ難しいです。
FX初心者には少し難しいかもしれません。
「中期保有型」とは。
小額の資金で、ある程度の利益を得たい人。
あまり時間がない人。
レバレッジを利用して、ある程度の利益を得られるのが利点です。
期間は、数日から数週間保有して様子をみながら売買します。
毎日チャートで為替相場は確認するようにしましょう。
「長期保有型」とは。
売買差益による、利益ではなく、スワップポイントによる利益を狙います。
期間は、数ヶ月間以上保有します。
利益は少ないです。しかしながら、通貨の金利差で地道に利益が稼げます。
日本通貨は金利が低いので、金利が高い通貨を選択するといいでしょう。
これらのスタイルのうち、自分のライフスタイル、目的に合うものを選択するとよいでしょう。
チャート
FXを行う上で、重要なチャート。
チャートとは、値動きの推移をグラフにして表したものです。
チャートには、「ローソク足」「移動平均線」「トレンドライン」「RSI」があります。
一番基本的なのは、ローソク足です。
1本線で、「始値」「終値」「高値」「安値」を表しています。
これ1本で一日の為替変動の様子がわかります。
始値より終値が高ければ白いボックス型になります。
その時間に値段が上昇したことになります。
逆に、始値より終値が低ければ黒いボックス型になります。
その時間に値段が下降したことになります。
このボックスの長さが長ければ長いほど、それぞれ売り買いの激しさがわかります。
ローソク足には、5分の値動きを表した「5分足」。1日分の値動きを表した「日足」。
1週間分を表した「週足」。1か月分を表した「月足」。
1年分を「年足」とあります。
通常、日足チャートでは、一日の始まりと終わりを午前7時に設定されています。
小さい期間になると、値動きの移り変わりを具体的にみることができます。
しかしながら、全体の流れもみていくことが重要です。
相場の上昇、下降がひとめでわかるように色分けされています。
また相場があがっているときに、白や赤で表すボックスを陽線。
逆に相場が下がっているときに、黒や青で表すボックスを陰線といいます。
ボックスの胴体部分は、始値と終値を示す。
ボックスの上下についている線(ひげ)は、その中での最高値と最安値を示します。
チャート 移動平均線
チャートでおなじみの「移動平均線」。
チャート分析において、一番シンプルでわかりやすい指標かもしれません。
過去の一定期間の同じ時間の平均値を計算してグラフにしていったもの。
全体的な相場の動向を知ることができます。
現在、上昇傾向なのか下降傾向なのかわかります。
一定期間が、20日なら「20日移動平均線」。
30日なら「30日移動平均線」といいます。
ローソク足で、日足チャートを利用する場合は、一般的に75日移動平均線を使います。
また、移動平均線には、短期移動平均線と長期移動平均線があります。
この2本線を見比べて売り買いのタイミングをはかるのです。
短期移動平均線と長期移動平均線がクロスしている部分に着目します。
短期移動平均線が長期移動平均線よりも突き抜けて上昇していれば、「買い時」です。
このクロスした箇所を「ゴールデンクロス」といいます。
逆に、短期移動平均線が長期移動平均線よりも下に突き抜けて下降していた場合。
こちらは「売り時」なのです。
このクロスした箇所を「デッドクロス」といいます。
移動平均線は、数ある「テクニカル分析」の中でも大変見やすいので、多くの人に活用されています。
FX初心者のかたはまずこれを参考にされるといいと思います。
相場の変動が激しいときは、ある程度線をなだらかに作成したほうがわかりやすいです。
しかしながら、いずれも相場の現実の動きからはやや遅れ気味です。
相場の転換のポイントを参考にする程度に考えたほうがいいかもしれません。